次世代がんリハビリテーションのための人材育成コース
対象者
医学研究科バイオメディカルサイエンス専攻大学院生(修士課程)
修業年限(期間)
2年
養成すべき人材像
がん患者に対して最新のエビデンスに基づいた適切ながんリハビリテーション治療を指導的な立場で実践できるとともに、まだ不足してるエビデンスの構築にむけて基礎研究、臨床研究を計画し遂行できるリハビリテーションセラピストを養成する。
修了要件・履修方法
修士課程に2年以上在学し、必修17単位、選択必修13単位、計30単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げたものと認めた場合は、1年以上在学すれば足りるものとする。
履修科目等
【必修】24単位
○腫瘍学Ⅰ基盤講義(医療現場・学際領域)(2単位)
○腫瘍学Ⅱ横断講義(予防・研究開発)(2単位)
○バイオメディカルサイエンス特別研究(10単位)
○リハビリテーション医学(2単位)
○がんリハビリテーション学(2単位)
○がんリハビリテーション演習(6単位)
【選択必修】6単位以上
○バイオメディカルサイエンスA 2単位、バイオメディカルサイエンスB 2単位
○薬物治療学特論 2単位、基礎解剖学 2単位、統計学 1単位、科学英語 1単位
○臨床腫瘍学 2単位、緩和医療学 2単位、放射線腫瘍学 2単位
教育内容の特色等(新規性・独創性等)
関西地区のがんリハビリテーション診療のトップランナーである神戸大学医学部附属病院や神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センターでの演習や実習を中心とし、先進的ながんリハビリテーション診療の実践と臨床研究を行うとともに医学研究科、保健学研究科と連携した基礎研究も実践可能である。
指導体制
- 神戸大学大学院医学研究科リハビリテーション機能回復学の協力の元、多くのがんリハビリテーション治療のエビデンス構築を行っている神戸大学医学部附属病院リハビリテーション部、科の医師、博士号を持つセラピストとともに、最先端のがんリハビリテーション診療の実践と臨床研究を行う。
- 神戸大学大学院医学研究科、保健学研究科と連携し、基礎研究を含めた総合的ながんリハビリテーション診療のエビデンス構築を目指す。
教育プログラム・コース修了者のキャリアパス構想
博士課程への進学や、兵庫県内外のがん診療拠点病院等のリハビリテーション部における指導者的立場、リハビリテーションセラピストの教育施設への就職など
受入開始時期
令和7年4月
受入目標人数
R5年度 | R6年度 | R7年度 | R8年度 | R9年度 | R10年度 | 計 |
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0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 2 | 8 |