対象者

近畿圏でがん診療に携わっている医療関係者

修業年限(期間)

1年

養成すべき人材像

放射線療法に関連する医師・診療放射線技師・看護師等の幅広い医療職を対象とし、小児・AYA世代~高齢者まで各々の患者に対して最適な放射線治療(根治的放射線治療、緩和的放射線治療)に精通する人材を養成する。
多職種連携による集学的な痛みの治療の中で、緩和的放射線治療の適応を適切に提案できる人材を養成する。

修了要件・履修方法

実習40時間(4週間)
実際の症例を用いた症例検討(症例検討会1時間×4回以上)
腫瘍学Ⅰ基礎講義、腫瘍学Ⅱ横断講義(希望者)
(24時間以上の実習出席をもって修了認定とする)

履修科目等

腫瘍学Ⅰ基盤講義(医療現場・学際領域)(2単位)

腫瘍学Ⅱ横断講義(予防・研究開発)(2単位)

○実習 40時間以上

○がん放射線療法に関する実践的症例検討(4時間以上)

教育内容の特色等(新規性・独創性等)

  • 近畿圏でがん診療に携わっている医師を対象に、がん診療に必要な臨床腫瘍学、放射線腫瘍学の最新の知識と技能の修得を目的とする。
  • 共通特論を履修し、大学病院あるいは連携病院において、放射線腫瘍学の実習を4週間実施する。修了者には、がん専門医師研修(インテンシブ)コース修了証を授与する。

指導体制

  • 高い専門性を持つ放射線治療スタッフ(放射線治療専門医、医学物理士等)、および関連診療科の専門医による指導体制が準備されている。粒子線治療施設(兵庫県立粒子線医療センターや神戸陽子線センター)や都道府県がん拠点病院(兵庫県立がんセンター)との教育連携を行う。
  • がん治療に関連する多職種の現場を体験し、相互協調、相互理解を促進する。

教育プログラム・コース修了者のキャリアパス構想

本コース終了後は、所属先施設の地域において、放射線治療の普及、均てん化、質的向上、教育に関して指導的役割を担う人材となることを期待する。また、本大学大学院修士や博士課程に進学し、さらに研鑽を積むきっかけとなることも期待している。

受入開始時期

令和6年4月

受入目標人数

R5年度 R6年度 R7年度 R8年度 R9年度 R10年度
0 1 1 1 1 1 5

資料・提出書類ダウンロード

インテンシブコース生 感染症予防のための受験前ワクチン接種について

神戸大学医学部附属病院では、医療職員だけでなく、全ての学生やトレーニング受講者に対しても病院での実習や受講前に4種の伝播性ウイルス感染症での2回の要望摂取をしておくことを強く勧告しています。
詳細は、下記書類をご覧下さい。

インテンシブコース生
ワクチン接種等について(PDF 384KB)
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