対象者

近畿圏その他でがん診療に携わっている医師

修業年限(期間)

1年

養成すべき人材像

固形がんの薬物療法においてがんゲノムパネル検査に基づいて腫瘍の遺伝子変異の意義を理解し個別化治療を実施でき、各全体でがんゲノム医療を推進・コーディネートに主導的役割を果たせる人材を養成する。

修了要件・履修方法

がんの基礎から臨床までをカバーする共通特論の受講に加えて、がんゲノムパネル検査に関する録画・オンデマンド講義を受講し、エキスパートパネルにおいて実習を行う。

履修科目等

腫瘍学Ⅰ基盤講義(医療現場・学際領域)

腫瘍学Ⅱ横断講義(予防・研究開発)

○がんゲノム医療拠点病院である神戸大学医学部附属病院で開催するエキスパートパネルの準備およびパネルでの実習(2時間 x 12)

教育内容の特色等(新規性・独創性等)

通常の博士課程、修士課程とは別に近畿圏等でがん診療に携わっている医師を対象に、共通特論の受講によりすべてのがんの基礎から臨床までを教育する。さらに、がんゲノム医療の基本及び概略を学習するための講義を新たに録画し、がんゲノムパネル検査についてる。実際のがんゲノム外来、がんゲノムパネル検査の準備・出検、結果を議論するエキスパートパネルおよびその準備を経験する。特定の臓器のがんばかりでなくあらゆる固形がんの、実際のがんゲノム外来、がんゲノムパネル検査、エキスパートパネルを体験することにより幅広く理解を深めることが可能となる。近い将来に造血器腫瘍に対するパネル検査が実装されるが、体制が整った後に同様の教育機会を拡大する。修了者には、がん専門医師研修(インテンシブ)コース修了証を授与する。

指導体制

  • がんゲノム医療を習得した複数のがん薬物療法専門医ががんゲノム耐雷、がんゲノムパネル検査、エキスパートパネルを実施ており、詳細な教育が可能である。
  • 外来、検査、エキスパートパネルでの臨床実習の前に、がんゲノム医療に関する資材を利用することにより教育効果を高める。

教育プログラム・コース修了者のキャリアパス構想

兵庫県を中心に各地域におけるがんゲノムパネル検査に基づく個別化医療の普及・均てん化、質の向上が期待される。

受入開始時期

令和5年6月

受入目標人数

R5年度 R6年度 R7年度 R8年度 R9年度 R10年度
0 2 2 2 2 2 10

資料・提出書類ダウンロード

インテンシブコース生 感染症予防のための受験前ワクチン接種について

神戸大学医学部附属病院では、医療職員だけでなく、全ての学生やトレーニング受講者に対しても病院での実習や受講前に4種の伝播性ウイルス感染症での2回の要望摂取をしておくことを強く勧告しています。
詳細は、下記書類をご覧下さい。

インテンシブコース生
ワクチン接種等について(PDF 384KB)
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