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先輩医師からのコメント

7年目 医員

7年目の医員です。
神戸大学病院は山と海に挟まれており、風に乗って船の汽笛が聴こえるような情緒ある港町に所在しています。私が入局した年は10人の入局者がいて、年齢も出身大学も様々でした。現在の新入局員も似た状況と思います。ふだんは大学病院に勤務し、病棟と外来の業務に従事しています。病棟では3〜5人の医師チームによる主治医制をとっていますが、担当患者毎にメンバーが入れ替わるので様々な上級医から指導を受けられる良さがあります。片や、外来は4診制をとっていますが、陪診医として診察医の診療を間近で見学できるのが醍醐味で、処置では一般的な皮膚生検や光線治療などに加えアレルギー検査にも積極的に関わることができます。大学病院は若手医師が多いことから、ざっくばらんに語り合える環境があり、日々のびのびと診療にあたっています。

11年目 大学院生

私は医師になり8年目の年に大学院に入学しました。アレルギーの分野(アトピー 性皮膚炎やじんましん)に興味があり、臨床をしているだけでは分からないことをより深く勉強をしたいと思ったからです。実際に臨床をしていて疑問に思ったことに関して自ら研究計画を立てて臨床研究を行うことができ充実した研究生活を行えております。大学院の2年目の冬に子供を出産しましたが、産後に復帰して子育てをしながら時間に融通を利かせながら研究や論文執筆を行っております。私はアレルギーの分野の研究ですが、基礎や免疫や腫瘍の研究もやりたいことがあれば上司と相談し進めていくことができます。また研究室(皮膚科研究室、共同研究室)は24時間使えるので実験したい時にいつでも実験できます。臨床に関しても、皮膚科外来には常に携わりますし、また週に1回の臨床カンファレンスや病理カンファレンスにはいつでも参加できるため自身のやる気次第で臨床能力も向上させることが可能です。興味のある方は是非一緒に大学院生活を送りましょう。

8年目 医員

私は自科で病理、ダーモスコピー、臨床像などで診断をつけることができ、内科的治療だけではなく、手術を含めた外科的手技の習得も可能であることから皮膚科を選びました。
卒後2年目に第1子を出産し、子育てをしながら入局させていただきました。フルタイムで働いてきましたが、卒後7年目に第2子出産後、フルタイムは難しいと判断し、D&Nブラッシュアップ(平成19年度に神戸大学付属病院で立ち上がった女性医師・看護師職場復帰プログラム)を利用し復帰、大学病院で勤務しています。育児時短制度を現在、私を含め、3名が利用しています。マンパワーのある大学病院ならではですが日当直を免除いただき、子供の急な発熱などでの休業も対応いただいております。未だ仕事と家庭の両立はできているとは言えませんが、このような私を温かく見守ってくださり、勤務をつづけさせてくださいました。関連病院の先生方も子育てに対するご理解があり、融通を利かせてくださります。入局者は神戸大学出身者が比較的多いですが、他大学出身者も多いです。JR神戸駅からの道には神戸らしいおいしいパン屋などもあり、働く以外の楽しみもあります。
仕事も家庭も両立したい女医さん、現在子育て中で復帰を考えている女医さん、一緒に働けることを楽しみにしています。 

→(参考リンク)子育て医師支援プロジェクト

教官より

講師・小野 竜輔

専攻医の教育にも力をいれております。カンファレンスにも工夫を凝らして、密度の高い学習ができるようにしています。是非一度見学に来て下さい。

  • 子育て医師支援プロジェクト