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手のアンチエイジング



アンチエイジングという言葉は、かなり一般化してきたように思います。
政府からも「百年人生」なんて言葉が聞かれるこの頃ですが、どうせ長生きするなら若々しく生きたいというのは当然かもしれません。

神戸大学美容外科では、いろいろなアンチエイジング美容手術(若返り美容手術)を提供していますが、手にもアンチエイジング手術はあります。

|| 手のエイジング(加齢性変化)とは、どのような変化でしょうか。


その一つに、手の甲に血管が浮き出てくるといった変化があります。
手の組織が痩せて、薄くなってくることが原因です。
その結果、血管や筋(伸筋腱)が浮き出てきて、老けた印象をあたえています。確かに赤ちゃんの手はぷっくりして可愛いらしいですよね。

|| 手の加齢に対する脂肪注入


脂肪を増やすことで、若々しい手の甲を取り戻すことができます。
お腹や太ももには脂肪が余っていることが多いので、そちらに数ミリの傷をつけて脂肪を吸引し、材料として用います。機械にかけて麻酔液や血液成分を取り除き、手の甲に開けた針穴から丁寧に注入していきます。
大きな手術ではないので眠っている間に手術を終わらせることも選択いただけます。
太い血管は極力傷つけないように注意しながら手術します。


私たちは形成外科医として、手の手術もたくさんこなしてきた経験がありますから、手の甲の血管や腱、神経がどんなものか熟知しており、その経験を活かしながら手術をします。とはいえ、二週間程度は腫れることはご理解いただく必要があります。

もし興味をお持ちの方は、受診いただければゆっくりと説明させていただきます。
そのうえでじっくり検討していただき、決心がつきましたら、初めて手術を申し込んでいただきますので、安心して受診なさってください。
(文責:神戸大学病院美容外科診療科長 原岡剛一)


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