プログラムの目的

感染症等の地球規模的課題を克服し、持続可能社会の実現に寄与する人材の育成は世界の大きな課題です。ASEAN諸国においても、急速な都市化等に伴う開発途上国特有の疾病構造の変化を踏まえ、感染症対策を含む医学・保健学分野の諸問題の解決に貢献する人材の養成が急務であり、それに対する我が国の貢献も求められています。

本プログラムでは、神戸大学、大阪大学、インドネシア大学、ガジャマダ大学、アイルランガ大学、マヒドン大学、チェンマイ大学、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)、兵庫県立健康生活科学研究所 (Hyogo-IPHES)がコンソーシアムを構成し、既に神戸大学がインドネシア拠点及び大阪大学がタイ拠点を有する優位性を活用し、神戸大学及び大阪大学の世界標準の教育を通して、 ASEAN諸国との連携・協働による「次世代医学・保健学グローバルリーダー」を育成することを目標に掲げています。