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献体とは ひとくちに言えば献体とは正常解剖(医学・歯学の教育と研究)のために必要な遺体を無条件、無報酬で提供することで、「自分の死後のからだを医学・歯学の教育と研究のために役立ててもらいたい」と志した人が、肉親の同意を得て生前に希望の大学の医学部に登録しておき、死亡時に本人の生前の意志にしたがい遺族が遺体を大学へ提供することです。

解剖の種類 一般にいう解剖には、大別して次の3種類があります。

1、正常解剖 文字通り人体の正常な「しくみ」を綿密詳細な解剖によって観察するものであり、献体に直接関係がある解剖です。「人体解剖学実習」すなわち正常解剖は、医学教育の基礎として行われる課程であり、実際に学生自身の手で解剖させて全身の構造を学ばせ、人体の「しくみ」の神秘に触れさせる重要な実習です。この実習は解剖学の担当教授の責任と指導のもとに長い時間をかけて医学部の解剖学教室で行われます。

2、
病理解剖 この解剖は、多くの場合、医師の要請によって行われるもので、病因や病理変化などの究明が目的です。従って、病理医の執刀のもとに死後すぐに医学部あるいは病院で行われ、短時間で終わります。

3、法医、監察解剖(司法・行政解剖)
 この解剖は、死因の究明や死亡時刻の推定等が主たる目的で、法律に基づいて行われます。

献体の意義 献体の意義は、人格、学識ともに優れた医師を養成し、さらに医学を発展させることにあります。今日ぐらい「医の倫理」が強調され、「良医」の育成が要望されている時はありません。将来、医師、歯科医師になろうとする学生が、『人類の未来のために良医になって下さい』という願いをこめて献体されたご遺体を解剖することにより、人体解剖学の知識の習得と同時に、献体に対する感謝の気持ちと、その期待に応えねばという責任と自覚を持つのです。このような目的の為に医学教育に貢献したいと志した人々によって献体団体が結成されました。現在全国に56の篤志家団体があり、活発に活動しています。



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最終更新日 
2013/4/1


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