内科系講座
放射線医学分野
放射線診断学部門
放射線医学では臨床に即した研究を行い,全身の画像診断を行う放射線診断学と癌の放射線治療の放射線治療学,さらに放射線診断学の血管造影から派生したインターベンショナル・ラジオロジーの3分野からなる。
これからの研究目標・回覧者への
メッセージ
放射線診断学は、主にMRI診断の形態診断から新たな機能画像診断の研究と臨床応用を進めている。放射線治療学は、悪性腫瘍の治療成績向上のため他領域との連携を深め、集学的治療を進めている。また、連携大学院の粒子線医学と緊密に協力している。
概要
従来の形態診断は、臓器や病変の形態のみから診断してきた。機能画像診断は、肺の血流と酸素の分布や脳の血流と代謝などを画像化し、臓器の部位別に働きを評価する診断法である。連携大学院分子イメージング学と協力している。放射線治療学は、国内2台目の粒子線治療装置を擁する粒子線医学と連携するとともに、遺伝子治療の応用を視野に入れた放射線生物学的基礎研究を行っている。