外科系講座
脳神経外科学分野
脳神経外科学分野では、脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、機能的疾患、脊椎・脊髄疾患などの中枢神経系疾患に対して外科的治療と基礎研究を幅広く行っています。
これからの研究目標・回覧者への
メッセージ
脳機能の解明が進みつつあり、さらに従来は不可能と考えられていた神経再生も現実味を帯びてきました。脳神経外科はヒトの脳を直接触れることのできる唯一の診療科であり、臨床より問題提起を行い、基礎的研究成果を実現することのできる部門です。
概要
脳神経疾患の治療成績の向上と患者QOLの向上を目指して研究を行っています。臨床面では、画像診断技術の確立、悪性脳腫瘍に対する集学的治療、機能温存を重視した高精度低侵襲手術、脳血管内治療技術の改良などを研究し、さらに新規治療法の開発を目指して、新たな分子標的療法、質量分析を用いての病態解明、神経再生に関する研究などの基礎的研究も行っています。